Daizo Amakasu
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベットの香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。
的中への王道はレースにあり。過去のレースデータを子細に分析し、映像の隅から隅まで繰り返し復習すれば、答えは自ずと見えてくる。
そして、そのデータと記憶の蓄積の上にひらめきを最も重視する。
文芸、競馬の師と仰いでいる山口の唱えたパドック党宣言にひらめきの根源を求める。しかしながら、競馬と何かと問われれば、いかに納得して負けるかーーそれを追求する自虐的な趣味と答える。